「トラウマになる漫画紹介」的な物を見ると
割と載っている事の多い漫画。
描かれる動物の緻密さは結構凄い。
作者さんは解剖学的な所見もあるのかしら。
都合上、動物達はナイフとフォークを持つので
手の造作が気になったけど、そこも注目ポイントかと。
内容は私達人間が動物達にしている事の
ほぼ反転。
これを単純に「ヒドイ!グロい!」と素直に思える人は
ある意味純粋なんだと思う。
第2話以降は物事のルーツについて話が進んで行く
1番小さい社会は家庭だと言うが
そこに「愛」が介在したとしても(悲しいかなしない場合もある)
社会の中は常に搾取する側とされる側に分かれており
小さな分子から大きな銀河系まで
その輪の繰り返しなんだなと思ったり。